美らヘナで明るいストレートに
今回は、三重県明和町の臨店サロン講習会レポートをお届けします。
モデルさんはアラフォーで、サロンオーナーさんの同級生。
くせ毛で白髪は少ないです。
くせ毛のため、ストレートをしていますが、
ヘアカラーはしていません。
このような場合、数えられる程度の白髪しかなくても、
黒褐色の中では意外と目立つし、気になります。
読者の方の中には、
”これまでお洒落染めを続けてきたが、
白髪が気になり始めた・・・。”
”お洒落染めを続けるか、
白髪をしっかりカバーできる白髪お洒落染めにするか
迷っている。”
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、
①お洒落染め(ファッションカラー)
②白髪お洒落染め(グレイカバーカラー)
③アルカリ剤を使用しない白髪染め
について説明したいと思います。
まず、お伝えしたいこと。
それは、
②白髪お洒落染めは、
①お洒落染めに比べて3倍のアルカリ剤、染料が含まている。
ということです。
アルカリ剤は毛髪ダメージの原因です。
そのため、
お洒落染めから白髪お洒落染めに変更した場合、
3度ほど繰り返したころから
毛髪へのダメージは一気に加速します。
もう一つ、白髪をカバーする方法があります。
それが、③アルカリ剤を使用しない白髪染めです。
具体的には、
酸化酸性カラーやヘアマニキュア、カラートリートメント、
マロン、パウダー系酸化染毛剤などを指します。
こうした白髪染めの場合、
地毛の黒髪を脱色せずに、
白髪をカバーすることができます。
しかし、地毛を脱色しないため、
白髪が少なく、髪色に明るさを求めている方には
物足りないと思われてしまうのも事実です。
ただ、この③の白髪染めは、
毛髪へのダメージが無いもの、
ダメージがあっても軽微なものがほとんどです。
毛髪を明るく染めること、
これが毛髪への一番のダメージなのです。
その証拠と言ってはなんですが、
白髪お洒落染めを繰り返している年配女性のほとんどが
ショートヘアになっていると思いませんか?
白髪お洒落染めを繰り返すことでダメージが重なる
↓
ダメージを受けた毛髪をカット
↓
カットし髪が短くなるとシャンプーやドライなどの
手入れが楽になる
↓
髪を伸ばせなくなる
このような方が多いのだと思います。
思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少し長くなってしまいましたが・・・
ほんの少しの白髪が気になる。
それがアラフォーだと思います。
毎朝、鏡を見た時に生え際に白髪を見つけると
”あぁ、もう白髪の年齢になったのか・・・”と
ショックを受けることもあると聞いています。
しかし、人間は老化に抗えません。
上手く共生していくしかないですね。
さて、話を戻します。
今回のモデルさんに、
ヘナの伝道師としてお伝えしたことがあります。
それは、
「ヘナを続けるだけで白髪もくせ毛もカバーできる」
です。
最初は月に1度ヘナを行い、
その次は3週間毎、
その次は2週間毎にヘナを行うことで、
誰もが羨むような綺麗な髪へと変化を遂げます。
今回使用したヘは、
・沖縄産美らヘナ200g
・60℃の温湯230g
・ココナッツオイル20g
こちらを電動ミキサーで45分間撹拌し、
24時間ほど熟成されたヘナペーストを、
43℃に保温してドライヘアーにたっぷり塗布しました。
その後、ヒートキャップで加温し、2時間放置。
ヘナ塾での放置時間は、講習の時間に制限があったりで、
基本的に加温1時間です。
今回いつもより長めに加温したことで、
より綺麗に染まりました。
加温1時間=自然放置2時間と同じくらいの染まり具合
加温2時間=自然放置4時間以上の効果を感じることがあります。
ヘナに対する加温効果には目を見張るものがあります。
今回のモデルさんも、
くせ毛をほとんど感じさせない、綺麗な髪に変化していました。
その後、鏡を持って外に出てみました。
脱色しなくても十分明るく見えることに、
ご本人も驚かれていました。
地毛の黒褐色を覆っているキューティクルは
無色透明です。
その部分にヘナが染着することで、
太陽光に当たると明るく見えるようになるのです。
ぜひ、体感してみてください。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。