世界最高品質のヘナは、沖縄産?インド産?

ヘナの産地といえば、どこを思い浮かべますか?
 
ほとんどの方が、インドを思い浮かべるかもしれません。
その通りで、世の中のほとんどのヘナはインド産といっても良いでしょう。
 
では、世界最高品質のヘナもインド産なのか?
5年ほど前までは、インド・ラジャスタン州ソジャットのヘナが
世界最高品質だと私も信じていました。
 
ソジャットは、タール砂漠の町で、
地平線が見えるほどのヘナ畑が続いています。
雨はほとんど降りません。
 
一方の沖縄は、ご存知の通り気候は高温(平均気温は22.4℃)で多湿。
年間雨量は2000mmを超えます。
沖縄産美らヘナは、植物に大切な三大要素、リン・窒素・カリウムを豊富に含む土壌豊かな環境で育ちます。
 
 
そのため、ヘナ葉の色や大きさが違ってきます。
沖縄産美らヘナは、
・ローソン色素の量が多い
・香りは穏やか
・染まりが濃い
という特徴があり、色味・感触・ツヤも大きく異なります。
 
では、沖縄産だったらいいのか。
 
そうとも言い切れません。
大事なのは、どこで、誰が、どのように育てているのか・・・
 
ヘナは、育てる人やその人の想い、
土壌の違いが大きく反映されるからです。
 
心を込めて育ててきたヘナ木から刈り取り、
誰がどのような方法で乾燥~不純物除去、粉砕加工を行うのか・・・
ヘナに対する想いの違いで、これもまた大きく変わります。
 
左:インド産  右:美らヘナ
 
【分量】
インド産ヘナ・・・ヘナ粉100g + 60℃の温湯280㏄ + ココナッツオイル10g
美らヘナ・・・ヘナ粉100g + 温湯240㏄ + ココナッツオイル10g
 
右の美らヘナの方が滑らかな感じがしませんか?
これは、へナ粉の粒度の違いです。
 
一般的なヘナ粉の粒度は、国産・外国産にかかわらず、
ほとんどが150ミクロン(100メッシュ)程度です。
もっと粗いヘナ粉もあります。
 
ですが、美らヘナの粒度は45ミクロン未満(300メッシュ)の
超微細な粒の集まりです。
 
また、ヘナ粉の粗さは、加える温湯の量でも分かります。
ヘナ粉に対して、3.5倍、4倍の温湯を加えるヘナは粒度が粗いといってよいでしょう。
 
インド産を含む外国産と美らヘナの違いについて、解説が長くなりましたが、
何を伝えたいかというと、
美らヘナは世界最高品質であるということです。
 
これまで、外国産のヘナをお使いの方が、美らヘナを試されたとしたら、
大きな違いをご理解いただけると思います。
 
最後に、初めてのヘナで美らヘナを希望されたモデルさんの
レポートを残したいと思います。
 
今回はサロンヘナなので、ヒートキャップ使用で1時間加温です。
ですが次回はぜひ
お帰りヘナ(ヘナを塗布してそのままお帰りいただく)、
お休みヘナ(ヘナを塗布してそのまま就寝いただく)に
チャレンジしてみてくださいとお伝えしました。
なぜなら、2~3倍の効果が期待できるからです。
 
このようなニット帽を被れば、帰りに寄り道してお買い物もできます。
 
全体的に少し明るくなり、ボリュームが抑えられていて、
素敵に仕上がりました。
 
ヘナは髪を健やかにしてくれて、
デトックス&リラクゼーション効果もあります。
ヘナですべてが整います。
 
ヘナで経皮デトックス・・・・
 
ぜひヘナを続けてみてくださいね。
今回もご覧いただきありがとうございました。