インディゴアレルギーを生じさせない工夫

 

みなさんは、

インディゴアレルギーという言葉を聞いたことがありますか?

 

まずは、こちらのヘナ教本をご覧ください。

ヘナをする際の心配事として、

「インディゴアレルギー」がよく挙げられます。

 

こちらに挙げた資料のように、インディゴによる痒みに苦しまれた方も

いらっしゃるかもしれません。

 

こうしたインディゴによる痒みの原因は「トゲ」です。

 

インディゴブルーに染めることが出来る色素「インジカン」を含む植物の葉には

微細なトゲがあり、それが皮膚を刺激して痒みを誘発させるのです。

 

 

 

弊社の製品では、

こうしたインディゴによる痒みが生じないよう加工を重ねています。

 

例えば・・・

 

・「HQインディゴ」

インド産インディゴを輸入し、

沖縄でトゲと不純物を取り除くための2段階フィルターを通した

国内加工製品です。

 

・「美ら藍(うるま藍)

インド産と比べるべくもない、

美らヘナ(うるまヘナ)同等のこだわりで、

トゲも完全に取り除いて処理しています。

 

 

このように、弊社では痒みを生じさせないための加工にこだわっています。

 

それに加えて、弊社の製品で使用している植物は、

インド産のインディゴとは品種が異なります。

 

インド産のインディゴは、「ナンバンアイ」と呼ばれているものです。

 

弊社では、「ナンバンコマツナギ」と「タイワンコマツナギ」の葉を乾燥させ

パウダー化したものを、インディゴ(藍)として製品化しています。

 

加工と品種へのこだわりが、インディゴの痒みを抑えているのです。

 

 

 

私は、「美ら藍」単品を使ったときに痒みを感じたことはありません。

 

ありがたいことに、「インド産インディゴでは痒みがあったが、

美ら藍に変更してからは痒みが出なくなった」という報告も

多く寄せられています。

 

(とはいえ、パッチテストが必要ない、というわけではありません。)

 

 

 

最後に、アレルギーで最も心配なのは、

アナフィラキシーショック肌への色素沈着です。

 

インド産インディゴによる肌への色素沈着は、数例報告されています。

こうした色素沈着の原因は、事前のシャンプーオイルマッサージです。

これらは絶対に行うべきではありません。

 

インディゴに起因する痒みは、2~3日程度であれば、

頭皮や毛髪に残っているインディゴが原因です。

 

シャンプーを数回行うことで痒みがなくなるのであれば、

それはアレルギーではないと思われます。

 

 

インド産インディゴと「美ら藍」は感作性が違います。

ぜひ一度お試しください。

 

 

今日もご覧頂きましてありがとうございました。