なぜヘナの国産化を急ぐのか

 

みなさんは、

ヘナ購入の際に、産地を確認されますか?

 

実は、国内で使用されるヘナは、そのほとんどがインド産です。

90%以上がインド産であると言っても

過言ではないと思います。

 

それくらい、国産ヘナはまだまだ数が少ないのです。

 

 

インド産ヘナを輸入し、販売している会社は沢山あります。

しかし、そうした会社のWebサイトを拝見すると、

どうしても「言ったもん勝ちの根拠の無さ」が

目についてしまいます。

 

同じ業界で活動していることを恥ずかしく思うほどに、

ヘナ業界には嘘が蔓延しています。

本当に情けない限りです。

 

 

では、インド産ヘナには具体的にどのような問題があるのでしょうか。

その一つは環境汚染です。

 

2023年時点でのインドの人口は世界一です。

14億人を超えています。

そうした急激な人口増加に、政府も対応しきれない状態が

続いているのです。

 

インド産ヘナを取り扱っている会社は、

ネガティブなことを一切、表に出しません。

インドでは、マスクなしで外に出られないほどに

PM2.5が飛散しているのにもかかわらず、です。

 

他にも、下水は無く、生活用水・工場排水は川へ垂れ流し状態で、

河川の汚染もかなり深刻です。

デリー市内でもこのような状況です。

そこかしこにゴミの山があります。

こうしたゴミ山に雨が降り注ぎ、地下水が汚染されていきます。

「ウチのヘナは重金属を出しません!」

と書かれているWebサイトを見かけますが、

インドのヘナ会社の多くは

このような環境でヘナを作っています。

 

地下水汚染は、大陸全土の重大な問題です。

ヘナを購入される際には、

誰がどこで、どのようにして」作っているのかを

確認することをおすすめします。

 

そうした情報が画像や動画で公開されていない製品は、

避けるのが賢明です。

 

「国消国産」とは「国民が必要として消費するものは、

 なるべくその国で生産する」という考え方です。

 

なぜヘナの国産化を急ぐのか、少しでも伝わっていれば幸いです。

今後も安心・安全なヘナの国消国産化に尽力していきます。

 

今日もご覧頂きましてありがとうございました。