美らヘナはなぜ、超微粒子を実現できるのか
これまで、何度もインドを訪れました。
そのたびに、インド方式のヘナ作りに対する
「こうすればいいのに」
「もっと高品質にできるはずなのに」
という不満が、次第にフラストレーションに変わっていきました。
しかし、そのおかげで今があります。
鍵となったのは、
・日本製の製造機械のすばらしさ
・5年間かけて学んできた世界最高品質のヘナ作りのノウハウ
です。
これは、さまざまことがあった末に習得できた匠の技といえます。
↑左奥にあるガス乾燥機を使用して、ヘナ葉を乾燥させます。
インドでは自然乾燥です。
ガス乾燥機で一次乾燥したヘナ葉も、インドで自然乾燥させたヘナ葉も、
どちらも水分がまだ11~13%ほど残ります。
これを粉砕機にかけると、100メッシュ(約150ミクロン※)の
ヘナパウダーになります。
※ 1ミクロン=1mmの1000分の1
これが、一般的なヘナ粉の粒度です。
どんなに優れた粉砕機でも、ヘナ葉の水分量が10%以上では、
これ以上の細かいパウダーにはなりません。
さらに細かい超微粒子にするには、
ヘナ葉からさらに多くの水分を取り除く必要があります。
一次乾燥のヘナ葉と、二次乾燥を終えたヘナ葉を
手指で細かく潰してみます。
その違いは歴然かと思います。
一次乾燥の葉は、あまり細かくなりませんが、
二次乾燥後の葉は、驚くほど簡単に細かくなります。
葉を触ったときの音からして、乾燥具合に大きな違いが現れます。
つまり、美らヘナの超微粒子の秘密は、この「W乾燥」にあります。
W乾燥後のヘナ葉を粉砕すると、300メッシュ(45ミクロン)になります。
これは、市販されているヘナの1/3以下です。
左:沖縄産 美らヘナ 右:インド産HQヘナ
お伝えしたとおり、パウダーを細かくするための秘密は、
「W乾燥」と「すばらしい日本の製造機械」です。
ですが、それ以外にも気を付けるべきことが5つ、
そして3つの機械行程を経る必要があります。
パウダーを微粉砕することには、当然それ相応のコストがかかるのです。
「誰が」「どこで」「どのようにして」作っているのか。
安心してヘナを使用いただくためにも、
ぜひ気にしてみていただければと思います。