ヘナのオレンジ味を抑えて自然なブラウンに染める方法
「ヘナで白髪を染めると、派手なオレンジ色に浮いてしまうのが気になる…」
そんなお悩みはありませんか?
今回は、ヘナ特有のオレンジ味を抑え、
1回のお手入れ(シングル施術)で自然な落ち着いたカラーに仕上げる方法を、
実際の施術例をもとに詳しく解説します。
1. 「ヘナ単品」と「インディゴ(藍)配合」の染まり方の違い
セルフヘナをされる際、選ぶハーブの種類によって
染まりやすさや扱いやすさが大きく異なります。
<ヘナ単品>
誰が染めてもムラになりにくく、扱いやすいのが特徴です。
ただ、使用されるヘナの種類によっては、白髪の部分が
鮮やかなオレンジ色に染まり、気になるくらいオレンジ味が
強く出てしまうことがあります。
<ヘナ&インディゴ(藍)のミックス / 2度染め>
オレンジ味を抑えてブラウンや黒髪に近づけることができます。
しかし、セルフで行うと塗布のバランスが難しく、一部だけが暗くなりすぎて
「ムラ染め」になってしまうケースがあります。
※よくある失敗例※
ヘナのオレンジ味を消したいので、セルフでインディゴを重ねて
「2度染め」を繰り返す。
↓
そうすると、インディゴが強く発色しすぎてしまい、
一部分だけが真っ黒になってしまう(黒染め状態になる)ことがあります。
一度インディゴで暗くなりすぎてしまった髪は、
後から明るく戻すことが非常に難しいため、
事前の配合バランスがとても重要です。
2. オレンジ味を抑える「失敗しないハーブ配合」の選び方
今回は、白髪率が約80%の、比較的「染まりやすい毛質」
の方をモデルに施術を行いました。



オレンジ味を抑えるために「ヘナ」と「インディゴ(美ら藍)」を
ブレンドしたミックスハーブを使用しますが、
ここで大切なのが配合比率です。
〜迷ったら「明るめ」を選ぶのが鉄則〜
染まりにくい毛質であれば「ヘナ 1:インディゴ 3」のような
濃いめの配合にすることもありますが、
今回はしっかり染まる毛質だったため、
暗くなりすぎるのを防ぐために
「ヘナ 1:インディゴ 2」の割合(やや明るめ)を選択しました。
1対2と1対3のどちらにすべきか迷った場合は、
まずはインディゴの配合率が少ない「明るめの比率」から様子を見る
ことが、失敗しない大切なポイントです。
【今回の施術内容】
・根元の新しく伸びてきた部分(新生部): ミックスハーブ(ヘナ1:インディゴ2)を塗布

・すでに染まっている部分(既染部): ヘナ単品を塗布

3. しっかり染めるためのペーストの秘訣
根元に使用したミックスハーブの分量は、
ヘナ20gに対してインディゴ(美ら藍)40g。
きれいに発色させる最大の秘訣は、
お湯に溶いて3分ほど経ったときの「ペーストの硬さ(粘度)」にあります。
<理想の硬さ>
なめらかなケチャップ状
<注意点>
ペーストが硬すぎたり水分が足りなかったりすると、
インディゴがうまく発色せず、染まりが悪くなってしまいます。
適度なみずみずしさを保ったペーストをたっぷり塗布することが大切です。
4. 施術直後から数日間の「色の変化」について
インディゴを配合したミックスハーブで染めた場合、
洗い流した直後は少し「緑っぽさ」が残る明るい色に仕上がります。




ここから2〜3日かけて、髪が空気に触れることでゆっくりと酸化し、
落ち着いた自然なブラウンへと変化していきます
(※発色のスピードや色味には個人差があります)。
染めた直後に「緑色っぽい?」と感じても、
数日経つと自然に馴染んでいきますので、どうぞご安心ください。
まとめ:1回の手間で「2度染め」のような仕上がりに
「美らヘナ」と「美ら藍」を絶妙なバランスでミックスした
ハーブを使用すれば、何度も染める手間の要らない
「1回(シングル)の施術」で、ヘナの良さを活かしつつ
オレンジ味を抑えた美しい髪色へと導くことができます。
「セルフヘナで髪が暗くなりすぎてしまった」
「オレンジ色をどうしても落ち着かせたい」
という方は、ぜひ今回の配合バランスやペーストの硬さを
参考にしてみてくださいね。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。

